2011年10月2日日曜日

炎上の餌食にならないためには?

今や私たちの生活に身近になってきたツイッター、ブログ、mixiですが、ここにきてその扱い方の弊害が出てきたように感じます。
というのも、最近それらのウェブツールを発端とした『炎上』が多くなっています。今年だけで私が把握しているもので既に10件以上の大炎上が起きています。

つい先日には、青山学院大学の女子学生がブログで不倫を暴露して騒動に発展しました。恐らくその女子学生は「自分が炎上騒ぎの主人公になる」なんてことを夢にも思っていなかったと思いますが、現実問題、炎上が起きてしまいました。

ブログに個人情報は載せない!
炎上で一番厄介なのは、住所・家族構成・会社・学校などの個人情報が大勢の人に晒される事です。当事者は自己責任的観点から考えて自業自得なのですが、そのまわりの家族・友人等に迷惑がかかるのは看過できません。

しかし一度騒動が起きると、もう誰にも止められません。そして晒された事実と情報は一生インターネット上に残り続けます。正直かなり怖いですよね?

私たちがそういった炎上を見た場合「怖い」とか「可愛そう」という気持ちが出てきますが、もっとも重要なことはそのことから学ぶことだと私は考えています(当事者には申し訳ないけど・・・)。

ではどんなことを学ぶのか?ってことですが、一番は『個人情報をブログ等に載せない』ことです。これは常識すぎてわざわざ書くのもあれですが、多くの人がそれを意識していません。そこには「まさか私が・・・」っていう油断があるからです。しかしその油断が炎上の標的となるのです。

というのも、よくよく炎上の餌食にされた人たちを分析()すると、『反社会的なことを発言・行動した』が根本的要因なのですが、大炎上に発展してしまったのはブログ等に『個人情報』を載せていたからなんです。

だってそれを利用すれば『徹底的に叩く』ことができるじゃないですか。なので炎上の標的にされるのです。逆に考えれば、『個人情報』がなければ『叩くに叩けない』のです。

もちろん反社会的なことをしなければ問題ないのですが、『まさか』のときのために、『炎上の餌食』にされないために、個人情報をインターネット上に書き込むことは注意しなければなりません
インターネット上での危機管理能力の決如